主婦カフェランチ⑥「もち麦」でつくる超簡単リゾット
ダイエット中だから、ランチに出掛けるのやめようかなぁ…とか、ダイエット中は食べちゃだめなものが多すぎる!と悲しい気持ちになることはもうおしまいです。
流行りの「もち麦」を使って、たっぷり大満足のリゾットをつくってみませんか?リゾットは煮込みに時間がかかるとしり込みしそうですが…。朝のひと手間で見違えるほどおいしいリゾットができ上がります。
「もち麦」とは?
「もち性の麦」の種類です。と言ってもなんだかイマイチですよね?「もち米」があるように、麦にも「もち性」のものがあるのです。大麦・小麦・もち麦とカテゴリ分けすれば何となくしっくりくるのではないでしょうか。大麦(押し麦)異なり、噛んだ時にプチプチとした食感があるのが特徴です。押し麦と比べて粘りが強いため、お米と一緒に炊飯をしても、普通のご飯の感覚で食べられるのと同時に、満足感も生まれます。
もち麦がダイエットに良い理由
もち麦がなぜダイエット食に良いかというと、穀類の中で食物繊維の含有率が高いことが挙げられます。特に水溶性の食物繊維が豊富で、お腹のお掃除・腸内環境を整える役割を担います。
また、もち麦は低糖質です。血糖の上昇を緩やかにし、脂肪の蓄積を抑える働きも持っています。白米に混ぜて炊くとカロリーセーブが叶います。
もち麦の食べ方
もち麦は、沸騰したお湯に入れて15分~20分茹でるほか、白米と同じ水加減で炊飯することができます。サラダの具やスープの浮き身等に使えます。けれど、バリエーションが広がらない、茹でる時間がもったいないと感じる方もいらっしゃるはずです。私も、茹でて食べるのが面倒で、もっぱら炊飯時にもち麦をプラスするだけでした。
もち麦を使った簡単便利リゾットの作り方
では、ここからは「朝のひと手間」だけで調理時間10分未満で作れる簡単なもち麦トマトリゾットの作り方をご紹介いたします。
【材料】たっぷり1人分
- はくばく もち麦ごはん 1袋(50g)
- カゴメ基本のトマトソース(トマトピューレ70g+コンソメスープ適宜でも可) 1袋
- シーフードミックスやベーコン、冷凍ホウレンソウなど残り物 適宜
- 炒め油(オリーブオイルでも、サラダ油でも可) 小さじ2程度
- 水 適宜
- 熱湯(もち麦下準備用) 適宜
- 300cc程度入る水筒(保温ができるもの)
【作り方】
①朝食の準備の時に、水筒にもち麦を50g(1袋)入れて、沸騰したお湯をmax量まで注ぐ。蓋をして、保温袋などに入れてお昼ご飯の時まで倒さないように放置する。
お昼の時間に蓋を開けると…。
お湯をしっかり吸いこんで芯まで柔らかいお粥の状態になりました。
②具材は適宜刻んでおく。鍋に油を熱し、ベーコンなどを炒める。
③おかゆ状のもち麦・トマトソースを鍋にいれ焦がさないように温める。(水などを入れて好みの固さに伸ばす)
④塩コショウで味を調え、冷凍ホウレンソウを入れ温めれば完成
お湯を沸かすついで…に時短調理
実際にもち麦をリゾット状になるまで煮込むとかなりの時間がかかります。中には「芯が残ったままで何となく固い食感」になってしまうこともあるようです。保温機能がある水筒に熱湯を入れることで、とろ火調理のようなことこと煮込み効果が得られます。水筒に入れてしまえば、煮込み調理のように鍋を監視する必要もないので、時間を有効に使えます。
朝、お茶を入れるといったタイミングで水筒にもち麦を入れ、お湯を注ぐというアクションだけでお昼の下ごしらえは終了です。もう、時短調理・エコ調理で嬉しい限りですよね。
また、お昼もスピード調理が可能です。具材を炒め、煮込み、味を調えるだけ。少量なのですぐに火が通ります。またもち麦も下準備で食べられる状態まで柔らかくなっているので、軽く温める感覚で調理できることも良いですね。お昼の調理が面倒という方でもこれなら、納得できるはずです。
もち麦は野菜不足のお子さんにも最適です。これをきっかけにもち麦がある生活を始めてみてはいかがでしょうか。