脇汗って恥ずかしい!?セルフケアで簡単解決
8月に入り、本格的な夏になりましたね。汗をかくのは普通のことなのですが、薄着になって目立つ脇汗というのは特に女性にとっては恥ずかしいもの。暑い時だけでなく、緊張したときなどにも出やすく、においや服の黄ばみと一緒に困っている人も多いのでは?実は脇汗をセルフケアで抑える方法があります。脇汗について解説するとともにご紹介します。
そもそも脇汗って何で出るの?
脇は汗腺が多く、汗をかきやすい場所です。脇にはアポクリン腺とエクリン腺という2つの汗腺があり、アポクリン腺はにおいが出やすいので、アポクリン腺が多いと汗のにおいが臭くなると言われています。
脇汗をかきやすい人ってどんな人?
緊張しやすい人
緊張やストレスで不安を感じやすい人は、交感神経が刺激されて汗が出やすくなります。脇汗と精神状態はとても関係が深いため、脇汗を気にし過ぎるとますます発汗が促されてしまいます。
辛い物が好きな人
辛い物や香辛料は汗腺を刺激してしまうため、汗が出やすくなります。
遺伝
親が汗っかきだと、子に遺伝すると言われています。それは汗腺の数が遺伝しやすいからです。
病気
糖尿病やバセドウ病になると発汗量が増えます。特にバセドウ病は若い女性にかかりやすく、異常な汗の量は要注意です。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの崩れからストレスや不安が生じ、発汗量が増えることがあります。更年期障害によるホルモンバランスの乱れが原因の時もあります。
脇汗を抑えるセルフケア方法
食生活を変える
脇汗と食生活には深い関わりがあります。肉類や香辛料、酸っぱいもの、インスタント食品、お酒・コーヒーなどは脇汗を増やし、においをきつくしてしまいます。こういった食品を減らし、野菜中心の生活に変えるといいでしょう。
リンパ節を冷やす
保冷剤を使ってわきの下や首の付け根、手首・足首、脚の付け根を冷やしてみましょう。リンパ節を冷やすと体温の上昇が抑えられ、汗の量を減らすことができますよ。
ベビーパウダーを塗る
ベビーパウダーは汗を吸い取る働きがあるため、汗をかく前に脇の下に塗っておくと汗をかいてもさらっとした状態で過ごせます。しかし発汗量の多い人には効果が薄いです。
ミョウバン水を塗る
ミョウバンは古くから汗対策に使われています。血管や肌を引き締め、殺菌作用があるためにおいを抑えるのにも効果的です。
[つくり方]
①スプレーボトルを用意し、300mlの水にミョウバン1gを入れる②ミョウバンが溶けるまで2~3日待つ
霧吹きで脇に直接吹きかけたり、コットンに馴染ませて、脇に浸透させて使用してみてくださいね。