[G.W中お時間があるときに・・・]赤ちゃんから始める読み聞かせ
お子さんに「読み聞かせ」って聞いたことありますか?よんで字のごとく本を「読んで」「聞かせる」ことです。0歳の赤ちゃんでも読み聞かせはできます。また子どもにとって良いことがたくさんあるんです。「読み聞かせ」について、私の体験談をご紹介させていただきます。
読み聞かせをするようになったきっかけは・・
私自身が読者が好きであり、また友人から出産祝いに…と赤ちゃん用の絵本をいただいていたので「読み聞かせをしよう!」と意気込んで始めた訳ではありませんでした。むしろ最初は読み聞かせをしているつもりでもありませんでした。その後、引っ越したマンション内のサークルに読み聞かせのサークルがあるのを見つけて、意識的に読み聞かせをするようになりました。
読み聞かせサークルへの参加
初めて読み聞かせサークルに参加したのは、第1子が2歳になる少し前でした。家で絵本を読んでいても集中している時間は短く、途中でウロウロしてみたりページを自分でめくって戻してみたり…と落ち着いて聞いてくれる年齢でもなく。サークルに参加してもほかの参加者の迷惑にならないかと思ったのですが、サークルのポスターには「じっとしていられなくても大丈夫」との文字が。とりあえず一度参加してみようと参加することにしました。
平日の午前中に開催されているので、参加しているのは幼稚園入園前の子どもばかり。読み聞かせをしている間も、歩き回っている子、じっと座っている子、お母さんにしがみついてきいている子など色々な子どもがいました。
読み聞かせは、読み聞かせのプロを講師として招き行われます。普段から子ども相手に読み聞かせを行なっているので子どもの扱いにも慣れていて、子どもも楽しんで聞いていました。
では、みなさんもお子さんに読み聞かせをしてあげてください!
読み聞かせの方法は?
まずは本をいつでも手に取れる場所に置き、気が向いたらいつでも読めるようにして本が身近にあることが当たり前にすることから始めましょう。子どもが持ってきたら読んであげます。自分から持ってこなくても「絵本よもうか」と声をかけて読んでみましょう。この時、絵本の最後まで無理矢理きかせようてしなくて大丈夫です。動き回っていても、耳は読み聞かせの声を聞いています。
ストーリーがある絵本を読む時は、登場人物になりきって読む必要はありません。子どもは絵から「この人はどんな人だろう?」など色々考えているので、大人の「こんな感じ」を当てはめなくて良いのです。普通に読みましょう。
また絵本の選び方ですが「成人式を迎えた絵本」をお勧めされました。発売されてから20年以上たった絵本は、多くの子どもに愛されている本だということです。
子どもの反応は?
今、第1子は5歳ですが本は大好きで、2週間ごとに図書館に行っては借りられる限度の10冊借りてきます。読み聞かせをしていると、普段の生活では使う機会があまりない言葉が出てくることもあるので、話し始めた頃の子どもの語彙は多かったです。伝えたいことがきちんと伝わることが多く助かりました。また外でなにかを見た時に「これ、絵本で見た!」と知識として頭にあることと、目で見た本物が結びつき楽しかったようです。今では絵本だけでは知りたいことが追いつかず、図鑑などを借りてきて自分で調べています。
読み聞かせをしなくちゃ!と気負いすぎると大変に感じてしまいますが、とりあえず読んでみようかな?くらいの気持ちで大丈夫です。読み聞かせの時間は親子とも楽しい時間なので、ゴールデンウィークなど、お休みのときにぜひ行ってみてください。