【看護師監修】2人目の出産のママさんへ♪かるがも入院で感じたこと

2018/3/29 子育て

現在2人目のお子さんを妊娠中のママさんはいらっしゃいますか?私には5歳と1歳の子どもがいます。下の子を妊娠中、出産で入院する時に私がいない間、上の子をどうしようかと考えた末に、上の子と一緒に”子連入院”をしました。子どもも一緒に入院をするので、”かるがも入院”とも言われています。

 

ここでは、私のかるがも入院の体験から、注意しておきたいポイントをご紹介します。

なぜ、かるがも入院にしたのか?

2人目、3人目などの出産時には、ご主人に仕事の調整をしてもらったり、昼間は保育所の一時預かりに預けたり、親御さんに来てもらったり…と上の子のお世話をしてもらう為に色々と方法はありますが、我が家ではかるがも入院にしました。

理由としては・・・

・主人の仕事が朝行って夜帰ってくる仕事ではなく、朝行って1日職場に泊まり、次の日の昼過ぎに帰ってくる…という仕事であり、また災害などの緊急時には職場や現場に行かなければならず、確実に上の子のお世話をできるというわけではなかったこと。

・私の両親も主人の両親も近くに住んでいる環境でしたが、皆仕事もしており忙しかったこと。加えて、上の子には食物アレルギーがあり、だいぶ食べられるものは増えてきていましたが、私の目の届かないところでメニューもわからず食事をさせるのが怖かったこと。

・子どもは幼稚園の年少で、園で一番大きな行事であるクリスマス会をひかえていて、幼稚園を休ませて実家にお世話になるなど、自宅を離れるのは頑張ってお遊戯の練習をしている上の子に申し訳無かったこと。

・上の子が産まれてから、子どもを誰かに預けたことがあまりなく私自身が不安で、産後気が休まらず、ゆっくりできないと思ったこと。

など、様々な理由がありました。

かるがも入院までの流れは?

先程述べた理由から、かるがも入院できる病院を探し、幸いなことに近くの産婦人科で行なっていることがわかり、その産婦人科にお世話になることに決めました。ホームページには、かるがも入院できる部屋には限りがあると書いてあったので「こちらのクリニックで出産しますか?」と病院から話があった妊娠初期の頃に、かるがも入院をしたいと伝えました。

しばらく経ち臨月になった頃、入院の説明がありました。通常の入院の説明に加えて、かるがも入院に関しての説明と書類もありました。

かるがも入院をする際の注意点は?

・一緒に入院する子どもの食事は出すことはできない。

・一緒に入院する子どもが感染症にかかっていない。

・幼稚園、保育園で感染症(出席停止になるような)が流行していない。

これらの条件を満たしていれば就学前の子どもと一緒にかるがも入院ができる、とのことでした。

準備として、食事は主食のご飯は私に出されたものを分け、おかずは100円均一の使い捨てケースに入院日数分、お弁当のように分けて冷凍しておきました。また幼稚園に持っていくものは曜日によって違うので、紙に何曜日には何が必要か書いてファイルに入れておきました。

自分の入院セットに加えて、上の子の寝巻きと肌がけ代わりのブランケットを入れておきました。また事前に幼稚園にも、かるがも入院することを伝え、ご迷惑をおかけするかもしれない旨を伝えました。

感染症対策として、なるべく人混みに行ったりせず咳などは、早めに病院にかかりひどくなる前に治すようにしました。

私の実家が近いこともあり、主人か主人のいない日は母が、幼稚園のバス停までの送り迎え、幼稚園から帰宅後に子どもを着替えさせ、子どもの夕食・翌日の朝食分のおかず、翌日の幼稚園に必要なものを持って面会に来てもらうようにお願いしました。

私は夜中に陣痛が来て入院しましたが、子どもを連れての入院になりました。

かるがも入院をした感想

実際にかるがも入院をして、私はとても良かったです。色々と準備や風邪などの感染症にならないような対策、周囲に協力を頼んだりが必要でしたが、私が家事などをしなくても良い中で、上の子も産まれたばかりの下の子と接する時間があったことで、家に帰ってからも赤ちゃん返りなどもなく可愛がってくれています。また「今頃、家でどうしてるかな」「幼稚園でなにかあったりしなかったかな」などを心配する必要もなく上の子も安定していたように思います。

私が出産した病院は、全室個室で、さらにかるがも入院できる部屋にはシャワーとトイレもついていたので、その点もありがたかったです。

産後の体調などにもよると思いますが、出産時の入院方法の1つとして、かるがも入院も考えてみると色々選択肢が増えて良いと思います。

 

この記事を書いた人:receipo

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