こどものかかりつけ医の見つけ方~3つのポイントとは?

2017/7/19 子育て

子どもが生まれてからお世話になることが多い小児科の病院やクリニック。周りの先輩ママさんに聞いたり、ネットで評判を調べて選んでいる方も多いのではないでしょうか。評判が良いと聞いて行ったのに、なんとなく医師の話が理解できなかったり、いつも行っている病院は混んでるから予防接種の時は嫌だなぁ…など思ったことはありませんか。子どものかかりつけ医の見つけ方について、3つのポイントをお教えしましょう。

レシーポ「子どものかかりつけ医」

 

ポイント1.かかりつけ医の決め手は「親」

小児科の病院やクリニックの医師の役割は、もちろん患者である子どもたちの病気を治すことですがこどもたちの親に対しても大切な役割があります。それは「親の不安を取り除くこと」です。こどもの具合が悪い時、どんなに小さな症状であっても親は不安なものです。またこどもも親の不安を敏感に感じ取ります。医師に診てもらい話を聞くことで親の不安は軽減することが多いです。親が落ち着いて看病してくれると、子どもも安心して体を休め元気になることができます。
同じ話をされても相性の良い人から聞くとスッと素直に入ってくるけれど、相性の悪い人から聞くと「でもなぁ」と素直にきけない…という事が皆さんにもあるのではないでしょうか。なので親と医師の相性が大切なのです。
「この先生になら安心して任せられる」と親が思う医師に診てもらうのが一番です。

 

ポイント2.病院に行く「用途」でかかりつけ医をわけても

子どもが病院やクリニックに行くのは具合の悪い時だけではありません。子どもが産まれて早ければ2か月で予防接種が始まります。また1歳までの間は健診がたびたびあります。その都度、病院やクリニックに行くことになります。予防接種や健診は子どもが元気な時に行うので、なるべくなら具合の悪い患者さんと接触したくないな…という方も多いと思います。そんな時は予防接種や健診だけの時間があるところを選んだり、受付後に外出が可能なところ、予防接種の予約が必要・不要、ネット予約ができる病院やクリニックを選ぶのも手です。
我が家は第1子の時は、予防接種や健診の予約ができる病院にお世話になっていましたが、第2子の時は上の子の都合で生後1か月頃から外に出る機会も多く予約した頃に風邪をひかせてしまったりしてスケジュール通りに予防接種が進まず、子どもが元気な時には予約が取れなかったり…という事が多々あったので、予約なしで予防接種をしてくれる病院にお世話になっています。

具合の悪い時にかかるのは近くの小児科クリニックで予防接種を受けている病院とは別の病院です。

 

ポイント3.子どもが大きくなってきたら「症状」で判断もできる

また症状によって小児科以外の病院やクリニックを選択することも良いでしょう。少し咳や鼻水が気になるからはやめに病院へ行っておこうという時は耳鼻科、咳や鼻水に加えて発熱がある場合や腹痛や下痢、嘔吐などの症状があれば小児科、皮膚の発赤や湿疹などが気になる時は皮膚科…など。
まだ子どもが小さいうちや、自分では判断がつかない時は迷わず小児科に行きましょう。小児科で診断を受けて原因がわかってから専門の病院やクリニックにかかるのも良いですし、小児科医から他科受診を勧められることもあるでしょう。(例えば鼻水、発熱の症状があり小児科受診→小児科で中耳炎と診断→耳鼻科受診など)

 

子どものかかりつけ医を見つける為に、軽めの咳・鼻水などの症状の時や、元気な時に行う予防接種や健診の時に色々な病院やクリニックに行ってみるとよいでしょう。
そこで「親と医師の相性」と「病院やクリニックのシステム(予約が取れるか…など)」を確認して、安心して子どもを任せられるかかりつけ医を見つけましょう。

この記事を書いた人:receipo

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