子どものごっこ遊びに♪リカちゃん用お布団の作り方
「人形遊び」や「着せ替え人形遊び」がブームとなっているご家庭も多いのではないでしょうか。幼稚園児や小学生のお子さんがいるご家庭では、サンタさんが贈ってくれたお人形で遊んでいる方もいることでしょう。
着せ替えを通じ「ごっこ遊び」の中で日常生活の反映を楽しむお子さんに、「お布団のセット」をプレゼントしませんか?ミシンでも手縫いでも簡単に作ることができるので、チャレンジしてはいかがでしょうか。今回は、タカラトミーのリカちゃんサイズのお布団の作り方をご紹介します。
母性・父性を育てられます
お人形遊びの中で、あまりお布団というアイテムは存在しないかもしれません。ベッドやお布団も人形コーナーには並んでいますが「リアリティに欠ける」「なんか、お布団らしくない」商品もあります。手作りだったら、それもクリア!
普段と同じよう中たちのお布団を準備することで、「夜にお人形と一緒に眠る」ことで親との添い寝を断るようになるかもしれませんし、「お人形さんが風邪ひいたから看病するの」というような優しさも生まれます。お布団があることでごっこ遊びの基本である「衣食住」以外の流れが生まれますし、「お布団に寝かせる=今日の遊びをおしまいにさせる」というような切り替えができるようになるかもしれません。
お布団セットを作ってみましょう
【材料】
木綿布 110cm幅50cm
キルト芯や化繊綿、使わないタオルなど 適宜
レースやリボン等の飾り 1mくらい
【布を裁断します】 縫い代1cm込みのサイズです
☆敷布団 縦28cm×横32cm 1枚
☆掛け布団 縦28cm×横23cm 2枚
☆枕 縦11cm×横9cm 1枚
敷布団・枕の作り方(共通)
①短い辺(縦)の両端を合わせて縫い代1cmのラインで縫い合わせます(中心に返し口を開けておく)
②縫い代を割り、生地の中心と縫い代を合わせる(画像参照)
③両わき(横)を縫い代1cmのラインで縫い合わせる
④縫い合わせたあと、表に返した時の生地のごろつきを防ぐため、縫い代にかぶらないよう角を切り落とす
⑤返し口から表に返し、キルト芯や綿などを詰める
⑥返し口を閉じてでき上がり(コの字とじで縫い合わせるときれいです)
掛け布団の作り方
①掛け布団の表側の生地にあらかじめレースやリボンなどを縫いつける
②表地・裏地を中表に合わせ、返し口を残し1周縫い合わせる(縫い代1cm)
③返し口から表に返し、綿やキルト芯を入れ形を整えてから返し口を閉じる
③周りにコバステッチを入れてお布団らしさをプラスして完成
実際にリカちゃんを寝かせてみると、このようなサイズ感になります。
アレンジを楽しんでみてくださいね
作り方はとても簡単なので、アレンジを楽しんでみましょう。ぽぽちゃんやメルちゃんのお布団も生地の裁断サイズを変えるだけで作ることができます。
また、ティッシュ箱などの空き箱の上にお布団をのせることで「ベッド」として使うこともできます。
ポリエステルサテンやシャンタンなど光沢のある生地を使えば、お姫様のお布団に変身!レースやサテンリボンなどで飾り付けして下さいね。
ママの手作りが子供の心の栄養につながることも
私自身ハンドメイドが大好きで、子供が小さい頃は洋服などをつくっていました。このリカちゃんのお布団セットも子供がリカちゃんを手にしたことをきっかけにサイズを測って作ったものを今回記事化いたしました。
ミシンを使っている時、「リカちゃんのお布団、いつできる?」とわくわくしながら待っていてくれた子供のことを今でも思い出します。でき上がったお布団はおもちゃ屋さんでリカちゃんのお洋服を購入する時以上に喜んでくれました。
子供には「買うこと」だけではなく「作れること」を教えることで、心の栄養につながります。
直線縫いだけで作れるので、是非チャレンジしてみてくださいね。