茶葉香るあんがたっぷり♪第一パン「ほうじ茶あん&ホイップデニッシュ」

2018/4/10 最新トピックス

日本人が好んで食べるパンの1つにあんパンがあります。あんパンを考案したのは、かの有名な木村屋総本店です。木村屋の店舗にあんパンが並び始めたのが1874年(明治7年)で、遡ること実に145年!和菓子に欠かせないあんと、欧米由来のパンの組み合わせは、昔も今も愛され続けていますね。

シンプルなあんパンも然り、いろんなアレンジバージョンにも注目が集まります。いつものスーパーでは、春の新作あんパンコーナーが”ばばーん”と出来ていました。各メーカーの様々なアレンジあんパンの中、私が一番注目したのが、こちら。

第一パン「ほうじ茶あん&ホイップデニッシュ」

第一パン「ほうじ茶あん&ホイップデニッシュ」です。その理由はずばり・・・

第一パン「ほうじ茶あん&ホイップデニッシュ」

”加賀棒茶”という部分に目が釘付けになったから。私の住む北陸の地では、ほうじ茶の消費量が多く、家庭で飲むのは緑茶よりもむしろほうじ茶なんです。香ばしく、さっぱりとした味わいで癖も少ない。石川県・加賀棒茶は、ほうじ茶の金字塔。品格があるのに、素朴でほっこりするお茶でとても和むんです。

第一パン「ほうじ茶あん&ホイップデニッシュ」

デニッシュでありながら、まるっこい愛嬌のある形はあんパンならではの装いですね。中身のほうじ茶あん&ホイップクリームはこんな感じ。

第一パン「ほうじ茶あん&ホイップデニッシュ」

あら、あんの色、黒じゃないですね。実は、白あんにほうじ茶パウダーを合わせたあんなんです。黒とうぐいす色を足して2で割ったような色合い。お味が気になります~。いざ実食!

デニッシュはそのまま直に手で持っても油っぽくない生地で、ふんわり柔らかな食感です。ほうじ茶あんは、滑らかなこしあんタイプ。ほうじ茶の香りと渋みがあんとうまく同調しています。甘さよりお茶の風味が勝っており、甘さを感じさせるのは、ホイップクリームです。しかし、こちらの甘さも控えめ。ずばり和のテイストを楽しむ、クールジャパンな菓子パンとなっています。

第一パン「ほうじ茶あん&ホイップデニッシュ」は、なんといっても上品なほうじ茶あんに注目です。普通、パンのお供はコーヒー・紅茶ですが、圧倒的にほうじ茶が恋しくなってきます。それだけにお茶風味が強いということ。「ほうじ茶あん&ホイップデニッシュ」はパンの新境地!新たな味が発見できますよ。

 

この記事を書いた人:receipo

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