よく食べるお米のブランドは「コシヒカリ」が1位! 北海道・東北・九州エリアでは地元ブランドへの愛が見られる
RECIEPOでは、2015年10月6日~10月12日にかけて「全国ご当地お米人気投票」を実施しましたので、その結果を報告します。
人気投票では、よく食べるお米のブランドと「我が家のおにぎりの具といえばコレ!」というお米のブランドとおにぎりの具について答えてもらったところ、全投票数2,394票のうち、最も票を集めたお米のブランドは、「コシヒカリ」で950票(39.7%)と約半数近くの方がよく食べるお米のブランドとしてコシヒカリを選びました。2位は「あきたこまち」で385票(16.1%)、3位は「ひとめぼれ」で172票(7.2%)と上位3つはやはりメジャーなブランドが占めました。
一方、よく食べるお米のブランドを投票者の出身県別に見ると、北海道では「ななつぼし」が1位に、青森県では「つがるロマン」が、秋田県では「あきたこまち」が、山形県では「つや姫」が、宮城県・岩手県では「ひとめぼれ」が1位になるなど、東北・北海道エリアではその地域で生産されるお米のブランドがトップでした。
また九州エリアでは宮崎県で誕生した「ヒノヒカリ」を選ぶ方が全国平均(3.6%)に対して高く(19.4%)、地元のお米ブランドとして人気を得ていることがわかりました。
また、おにぎりの具については、1位は「鮭」で651票(27.2%)、2位には僅差で「梅干し」が622票(26.0%)でした。3位は上位2つから少し離れましたが「昆布」で201票(8.4%)、4位は「おかか」で164票(6.9%)、5位は「生明太子」で145票(6.1%)でした。
地域ごとにおにぎりの特徴を見ると、宮城県では仙台味噌をおにぎりに塗って焼く焼きおにぎりについてのコメントや、和歌山県では高菜の浅漬の葉でくるんだおにぎり「めはりずし」についてのコメント、佐賀県では高菜を刻んで炒めておにぎりの具にするなど地域ごとに独自性のあるおにぎりについてのコメントが多数見られました。
また、おにぎりの具ではありませんが、近畿地方では俵型のおにぎりが定番と答えた方が全国平均(7.2%)よりも高く(18.8%)、中でも奈良県では3割以上の人がおにぎりといえば三角形ではなく俵型と回答しました。コンビニエンスストア等に並ぶおにぎりが三角形が多いことから、おにぎりといえば三角形をイメージしやすいですが、元々関西では俵型のおにぎりが主流だったようで、各家庭で握るおにぎりの形にも昔の名残が残っているようです。
投票者のおにぎりにまつわるエピソードを見ると、以下のように出身地で傾向が出たり、「その家独自のおにぎり物語」があったりする等、おにぎりへのこだわりが多数寄せられました。