【アンケートまとめ】コロナ禍を乗り切るための工夫は?
令和2年4月7日にコロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発出されて、早一か月。大型連休中の外出自粛要請などが奏功し、新規の感染者数は減少の傾向にあるとみられています。ただし、まだ楽観することはできず、全国における緊急事態宣言は延長されています。
ここで頑張っているのが働く主婦層ではないでしょうか。エッセンシャルワーカーは、生活を支えるために仕事をしています。中には子供の保育が制約をうけ、休職を余儀なくされている人もいることでしょう。
レシーポを運営するソフトブレーン・フィールド株式会社では、コロナ禍を乗り切るためにどのような行動をとっているかアンケートを取りました。家族を守る最前線にいる、働く女性はどのような意識を持っているのでしょうか。
「新型コロナ感染症対策に関するアンケート調査」
【調査概要】ソフトブレーン・フィールド(SBF)調べ
- 調査期間:2020年4月8日~12日(5日間)
- 調査方法:リサーチ会員によるインターネット調査
- 調査対象:全国のSBFに登録するキャスト会員 n=838名
- 平均年齢:48歳
生活習慣を見直すことは大切
風邪やインフルエンザなどでも言われてきたことですが、生活習慣の見直しは「病気に負けない体づくり」の第一歩となります。特に学校へ通う子供を持つ家庭であれば、休業要請が続く中で生活習慣が乱れてしまっていることも懸念されます。また休職やテレワークが続く中、生活習慣を整えなければ、復帰の時に大変になることも考えられますよね。
次に、生活習慣の中でどのようなことを心掛けるようになったかという質問に対しては「バランスの取れた食生活」や「十分な睡眠」に関して普段以上に充実できるよう心掛けているという声が寄せられました。
ただ、「心がけてはいるができていない」「いつもと変わらない」としている人も半数見られるので、いつも通りの生活が保てているといった見方もできるでしょう。
キーワードは「免疫力」
免疫力を高めることで、病気に負けない体づくりができます。コロナウイルスにかかわらず、インフルエンザなどの予防対策としても取り上げられた事柄です。免疫力の向上には食生活の見直しも視野に入ります。緑黄色野菜や、乳製品、発酵食品などを意識しながら摂取しているという声が高まっています。
乳製品や納豆は積極的に摂取
このアンケート結果からも、免疫力の向上のために、種類は問わず積極的に何らかの食材を摂取しているという声は高いことがわかります。
先ほど、緑黄色野菜や乳製品を意識して食べるようにしているという結果が得られましたが、免疫力を高めるためにピンポイントで積極的に食べているものを質問したところ、ヨーグルトや納豆という声が多く寄せられました。ヨーグルトや納豆は、腸内環境を整えてくれる働きもあることから以前から病気に負けない力を高めるために推奨されていますね。
毎朝、ヨーグルトと納豆ご飯を食べるようになった。きのこ類を必ず一種類はおかずに使って料理をしている(30代)
味噌汁に色の濃い野菜やわかめ、ねぎやきのこ類をたっぷり入れて一日に一度は食べるようにしている(40代女性)
このように、キノコや緑黄色野菜に関しても食卓に取り入れるようにして、意識的に摂取してしていることが紹介されています。
不安に打ち勝つための工夫は?
コロナ禍がきっかけとなり仕事面や生活面において、「先が見えない不安」を実際に感じられている方も見られます。子供が通う学校の長期休業やテレワークで在宅する家族がいるということでストレスを感じられている方もいます。子供が訴える不安を受け止めるだけでも、重たく感じてしまうことがあるでしょう。ただ、今の生活の不安を解消するためにセルフメンテナンスをしているという人は、31.6%と3人に1人程度の割合にとどまりました。
不安を感じている人に追加で質問をしたところ、睡眠をとることやおいしいものを食べるといったところで不安を払拭しようと試みていることがわかりました。これは「コロナ対策疲れ」が叫ばれるようになった今、とても大切ですよね。
家族の体調を確認する為、沢山話すようにしている(40代女性)
離れて住む家族と以前に増して電話をする(30代女性)
子どものことや不安なことなど、友人とLINEで会話する(40代)
自由記述ではこのような回答も寄せられました。「#STAYHOME」「#おうちで過ごそう」といったハッシュタグが増え、家族以外の付き合いも減ってしまった3月以降の生活ですが、家族とのつながりはもちろん、離れて暮らす家族や友人とSNSや電話を通じて話をするという声も見られました。
前向きに乗り切りましょう!
このアンケート結果のコメントには、「オンラインレッスンを始めた」「(コロナ禍も)何かのチャンスととらえて楽しく過ごそう」という声も寄せられていました。おうち時間が増えたことを利用して、気持ちの切り替えをしている人も増えています。兆しは見えてきましたが、まだ気持ちの引き締めが必要な時期です。前向きに乗り切りましょう。