【働く主婦】『学び直し』で人生が豊かになったと実感できます!

2019/9/12 くらし

人生100年といわれる今、定年とされている60歳はまだまだ働き盛りです。

40代~50代の女性は「家計の足しにしたい」「自分でも働けるということを実感したい」「子供の進学資金」などというような理由から仕事を少しでも長く続けたいと考えるはずです。

ここで少しでも長く働けるよう「学び直し」をしている人が多いことがわかりました。

ここでは、レシーポを運営するソフトブレーン・フィールド株式会社に登録するキャスト会員を対象に行った学び直しに関するアンケートの結果をご紹介します。

学び直しに関するアンケート

ソフトブレーン・フィールド株式会社(SBF)が推進している「サステナブル∞ワークスタイルプロジェクト」では、ライフステージが変わっても持続可能な働き方や生き方をしている当社キャストを対象に、様々なテーマに沿ってアンケートを実施しています。

調査概要

  • 調査対象:SBFにキャスト登録をしているアンケートモニター(働く女性)
  • 調査方法:SBFリサーチサイトを活用したインターネットリサーチ
  • 調査地域:全国
  • 調査期間:2019年7月19日~7月22日(4日間)
  • 回答者数:N=678名(平均年齢47歳)
  • ソフトブレーン・フィールド株式会社調べ

いつまでも働ける自分であり続けるために、学び直しは必要

この結果からもわかる通り、持続可能な働き方(働き続けられること)を目指すためには、学び直しが必要であることを実感している働く主婦が多いことがわかりました。

『学び直し』とは?

学び直しとは、仕事をする上で何らかの学習をすることや、仕事につなげるために何らかの学習をすることを指しています。

もちろん、仕事とは全く関係のないところで学ぶことも含まれており、人生100年時代の今だからこそ、向上心や働く気持ちをを持つことが注目されるようになりました。

前向きに学び直しを検討する主婦も見られます。

ここで実際に学び直しをしているかと質問したところ、現在進行形で学び直しをしている人は14.3%、これから学び直しを始める予定という人は26.9%いることがわかりました。

家庭と仕事を両立しながら、積極的に「学び直し」に取り組もうとする前向きな姿がみられます。

ここで、学び直しに取り組んでいる、これから学び直しを始めるという人にどのような学び直しを検討しているかを質問したところ、語学やITスキルについて高い割合で学び直しを検討していることがわかりました。ITスキルに関しては、育児などで仕事から離れていた数年間で大きく様変わりしてしています。また、2020年東京オリンピックやパラリンピック開催に向けて、語学力が求められる場面が増えていることからも、この結果が浮き彫りになったと考えることができます。

「何事にもチャレンジ」で人生を豊かに!

学び直しのきっかけについて質問をしたところ、「今後の人生を豊かにしたい」「いろいろなことにチャレンジしたい」という前向きな答えが多くみられました。

「業務上必要になった」「就・転職や副業」というように、必要に迫られてという人よりも割合が多く、働く主婦のパワフルさが伝わる結果となりました。

また回答者数は少なかったのですが、自分の時間ができたというように、時間の活用のために学び直しを選んだという人も見られました。

薬膳料理の講師を目指して学び直しをしている(30代)

書道教室を開き、筆で書く楽しさを子どもたちに伝えたい(40代)

このように、これからのあるべき自分を目指して、学び直しをしている人の声も届いています。

「働く主婦」は独学で学び直しをしています

現在学び直しをしている人に、その方法をうかがったところ、45.4%の方が「独学」であると答えました。次いで通信教育やOJT(実践的トレーニング)などを行い、学び直しをしているという答えもありました。

今年、参考書を購入し、独学で宅建の勉強している(30代)

語学を学ぶのに必要なテキストを購入し、独学をしている(30代)

宅建士や行政書士など、士業の国家資格取得はとても難しいのですが、自分のペースで学ぶことで理解度も高まります。

筆者もかつて、仕事につなげるために学び直しをいくつか経験しました。士業の国家試験対策のために検討した社会人向けの専門学校への通学を検討したこともあります。通学制の学びは夜間などにかかりますし、何よりも自宅から学校までが遠いという現実も。費用も20万円以上と高額に上ることがわかり諦めました。

通信教育や書籍・問題集などで行う独学は筆者のお小遣い程度で続けられる講座だったので、いくつか修了し資格を得ています。金銭面や時間などがネックとなってしまいやすいところで、「独学」という選択肢が生まれてくると思われます。

大学の学位を取るために通信教育をしている(50代)

30代後半から、デザイン関連を学ぶために、地元のカルチャーセンターの講座に通っている(40代)

フリーで通訳や翻訳をしており、依頼があってもすぐ対応できるように、常に語学の学習は欠かせない(20代)

このようにアクティブに学び直しを行っている人の声も届いています。

学び直しは働く主婦にとってプラスに!

働く主婦が行ってきた『学び直し』がどのような影響を与えたのかを複数回答で伺いました。

6割もの人が「新たな世界が広がった・人生が豊かになった」という回答をしています。また学びを生かして新たな仕事につながったという声も寄せられています。

筆者はかつて行った通信教育で得た資格を生かした仕事は就いていません。しかしながら、今続いている在宅の仕事では、この学びが活かされていることを実感しています。

ささいなことでも「学び」に変えてみませんか?

「学び」や「学び直し」は、私たち働く主婦の視野を広げてくれることが、このアンケート結果からわかりました。

語学やビジネス以外のことでも構わないと思います。どんなささいなことでも「学び」に変えてみませんか?小さな学びの積み重ねが、今後の学び直しを考えたときにプラスを生んでくれることでしょう。

この記事を書いた人:receipo

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