「作り置きメニュー」家事の時短化に一役買っています

2019/1/13 くらし

この数年、「作り置き料理」がブームとなっています。週末や時間があるときにまとめ買いをした食材で、「調理の素材」を作っておき、晩御飯や朝食の時にリメイクしておかずを作るという方法が注目されています。

ここでは「作り置き」に焦点を当て、私たちの暮らしと作り置きメニューについてまとめたアンケート結果を抜粋してお届けいたします。

「作り置きメニュー」家事の時短化に一役買っています

作り置きに関するアンケート

レシーポを運営するソフトブレーン・フィールド株式会社では、下記の概要によって「作り置きに関するアンケート」を実施しました。

私たちが家庭における食生活と「作り置き」に関して面白い結果が明らかになりました!

調査概要

  • 調査対象 マルチプルID-POS購買理由データPoint of BuyⓇ(以下POB)アンケートモニター
  • 調査人数 3,232名(男性:1,409名 女性:1,823名)
  • 調査方法 インターネットリサーチ
  • 調査日時 2018年10月9日~10月10日
  • ソフトブレーン・フィールド株式会社調べ

作り置きの意識は浸透!

直近1年間で「作り置きをしたことがある」と回答した人は2人に1人。

その中でも、作り置きをする頻度を聞くと、毎週~月に2~3回と答える人が60%を超えていました。

私たちの生活の中で作り置きはすでに浸透していることがわかります。

この次に「作り置きを始めるきっかけ」に関して質問をしたところ、「調理時間の短縮」「おかずを1品増やせるように」というような理由が多くありました。

働いている人が多い昨今、調理時間の短縮は命題かもしれません。小さな子供がいるとどうしても、おなかを満たすことを優先させたいと思いますし、残業などで疲れて帰ってくると晩御飯作りがおっくうになってしまうこともありますよね。

副菜は作り置きで3日分はストックしておきたい

「作り置き」だからこそ、何日分かまとめて作りたいものです。

作り置きをしている人の7割が1~3日分の調理を行っており、作り置きをする料理はいつものおかずにプラスワンできる「副菜」を準備している方が7割近くにも上りました。

この中で、「下ごしらえ」という回答もあり、調理のしやすさを常に考えていることもわかりました。

作り置きのコツは「食べ飽きない工夫」

作り置きをしても「食べ飽きてしまった」「2日目以降は手を付けていない」という失敗もあります。

これでは、作り置きの意味はありません。

「ほかの料理にアレンジできるようにする」「時間がたつと味がなじむようにする」というような答えが多くみられました。

ちょっとの工夫でおいしい料理が一品増やせるのはとてもうれしいことですね。

どのような作り置きメニューを準備しているの?

では、自由回答のコメントから、皆さんがどのような作り置きをしているのかをのぞいてみましょう。

きんぴらやひじきの煮物、卯の花、切り干し大根の煮物などそのままでも、他の料理にアレンジできる物を作りおきしている(30代女性)

大根などを合わせ調味料に漬け込んで、ジップロックに入れて冷凍した後、加熱料理する(40代女性)

時間が経つとおいしいピクルスや煮物をつくる(40代女性)

ゆで卵をジップロックで麺つゆに入れて保存(60代男性)

卯の花炒りなどは、小分けにして冷凍させておくと、何かの時にもう一品プラスできます。また、調味料に漬け込んだ素材をジップロックで冷凍保存して加熱調理をするという方法は筆者も真似したいと思います。

ゆで卵などは麺つゆに漬け込んでおくと、黄身までトロリとおいしくなりますね。

作り置き調理は、とっても便利!

筆者はご飯を多めに炊いて冷凍保存をしています。家族が多いわりに冷蔵庫が小さいため、作り置きを保存できる冷蔵庫のスペースがないという状況のため、作り置き実践はできていません。

けれど、お漬物を作ったり卯の花やひじき煮を冷凍保存することはあります。

作り置きがあると、献立作りの時に安心感がありますよね。また、購入した食材を余らせない工夫にもつながります。

作り置き、皆さんはどのような方法で実践していますか?

 

この記事を書いた人:receipo

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