【アンケート報告】夕飯に冷凍食品、みんなはどうしている?
10月18日は冷凍食品の日なんだそうです。社団法人 日本冷凍食品協会によると、冷凍のトウ(10)と、マイナス18度で保存しなくてはならないという数字の語呂合わせで制定されたそうです。
レシーポを運営しているソフトブレーン・フィールドでは、「冷凍食品の購入に関するアンケート」を行いました。皆さんはどのようなタイミングで冷凍食品を購入し、どういったシチュエーションで食べているのでしょうか。
冷凍食品は、侮れない!
一時期「よいお母さんは冷凍食品を使わない」「保育園でお弁当に冷凍商品を使わないでって言われた」というように、冷凍食品の存在が主婦層の間で賛否を呼んだことがあります。
筆者は、冷凍食品を多用します。コロッケ・フライ類やお弁当用のおかずは常にストックしています。必要な時に必要な分だけ取り出すことができ、油であげる・レンジで温めるだけで食べられるのでとても便利に使っています。
「冷凍食品を使わない調理」も目指したいところですが、どうしても忙しくて調理の時間も惜しいと感じた時などには冷凍食品の存在がとてもありがたいと感じます。
冷凍食品も安価なもの・おいしいものが増えてきていますが、皆さんは冷凍食品とどのように付き合っているのでしょうか。
「冷凍食品の購入に関するアンケート」
レシーポを運営する「ソフトブレーン・フィールド株式会社(以下SBF)」では、下記の条件において冷凍食品の購入に関するアンケートを行いました。ここでは、回答結果を抜粋してご紹介します。
調査概要
- 調査対象:マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy(以下POB)アンケートモニター
- 調査人数:n=3,232名
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査地域:全国
- 調査期間:2018年10月9日~2018年10月10日
意外と少ない?冷凍食品を食べる頻度
食卓に冷凍食品が昇る頻度に関して質問をしたところ、月に2~3回と回答した方が一番多くみられました。1~2週間に1度程度の頻度ですので、ローテーション的には妥当なところでしょうか。
冷凍食品の購入場所は、スーパーが1番多い
どこで冷凍食品を購入するかといった質問に対して、一番多く寄せられたのは「スーパー」でした。次いで、ドラッグストアという声がありました。
ドラッグストアも食料品の取り扱いが豊富ですよね。筆者も近所のドラッグストアでは火曜日が冷凍食品が半額の日なので、よく購入しています。
興味深い回答は「コンビニ(5.9%)」という回答。コンビニでは、ピラフなど1人分の冷凍食品が豊富です。小腹がすいたときなどにお買い上げすることもあります。
簡単に調理したいときには冷凍食品が便利
冷凍食品を利用する理由について質問をしたところ、「簡単にできるから」という答えが4割以上にものぼりました。次いで、おかずを追加したいときといった理由が挙げられました。
冷凍食品はあらかじめ調理されたものや、途中まで調理が済んでいるものなどがそろっています。利用するとしたら、「温めるだけ・油で揚げるだけ」といったものが中心でしょうか。
また、煮物の具などのように下ごしらえ済の素材も販売されています。自分で味付けして炒める・煮込むなどの調理がすぐにできるという便利さもうれしいですね。
また、時間がないときや食事量の調整がしやすいという声も寄せられています。夜遅い時間の帰宅ですぐにご飯を食べたいといった場合や、ダイエットなどにも活用されているのでしょうか。
夕食や昼食に冷凍食品を使います
どんな時に冷凍食品を使うか「冷凍食品を食べるシーン」について質問をしました。57%もの人が「夕食に食べる」と答え、次いで昼食やお弁当にという答えが寄せられました。
家に幼い子供がいる、ワーキングママや独身世帯を中心に夜遅い時間の帰宅など理由はさまざまですが、晩御飯の支度は時間をあまりかけたくないものです。こんな時にどんな形であれ、冷凍食品があればすぐに食事を作ることができます。
この結果から、どんな場面にも冷凍食品を上手に利用している人がいることがわかります。
ストックは冷凍餃子が便利!
皆さんのご自宅の中には、どのような冷凍食品がストックされているでしょうか。
アンケート結果によると、冷凍餃子が第一位。次いでからあげや竜田揚げ、うどんが並びました。筆者の自宅の冷凍庫にも冷凍餃子がストックされています。またから揚げ類はお弁当に入れると子供も喜ぶので切らしたことがありません。
餃子は冷凍しておくと「揚げる・焼く・蒸す」など様々なバリエーションで調理できるのでとても便利です。
プライベートブランドの冷凍食品も便利です
ここからは、どのようなメーカーの冷凍食品を購入するかといった質問にかわります。
冷凍食品の中には、ニチレイやあけぼの食品といった「ナショナルブランド(NB)」とトップバリューや、セブンプレミアムといった「プライベートブランド(PB)」があります。
プライベートブランドの冷凍食品の購入経験がある人は二人に一人。安価な価格帯やかゆいところに手が届く商品展開がとても便利ですよね。
どちらかといえば、ナショナルブランドの商品を購入します
ナショナルブランドとプライベートブランド、どちらの冷凍食品を購入することが多いか?という質問にかんしては、「NB商品を購入する頻度が高い」という回答が4割強見られました。
NB商品の場合、国内製造にこだわっているなどとパッケージに記載されていることも購入理由のひとつになると思います。安価なのはPB商品ですが、特売などのタイミングによってはNB商品のほうが価格が安くなることも多いようですね。
イオンのPB商品が購入しやすくて便利
どのようなPBブランドの購入経験があるかという質問の結果を見ると、「トップバリュ(イオン)」、「セブンプレミアム(セブン&アイ)」、「みなさまのお墨付き(西友)」というスーパー系のPBが上位を占めていることがわかりました。
特に5割を超える方がイオンのトップバリュの購入経験があるようです。イオン・西友・イトーヨーカドー系は総合スーパーですので、まとめ買いがしやすいといったところも理由に挙げられるかもしれませんね。
このほか生協や、スーパーのCGCグループのPB商品などもランクインしています。
セブンプレミアムに関しては、スーパーのほか、コンビニでも展開されていますので上位にランクインした理由がわかります。ローソンやファミリマートのコンビニ系PB商品を大きく離した結果です。
冷凍食品で余裕のある生活に変えていきましょう!
冷凍食品を使うことに対して後ろめたさを感じることもあります。筆者は「時短・食費節約」などを理由に割り切って使っています。彩りをプラスすることができますし、ごはんのおかずが若干足りなかったときなどにも重宝しています。
冷凍食品も依然と比べて品質が向上していますし、食の安全性にもこだわっているので、安心して使えます。ちょっとの「ラクちん」を手に入れるために冷凍食品を見直してみませんか?