[看護師監修]急な発熱に。アロマオイルでお手当

2018/9/30 くらし

病院があいていない時や夜に、急にこどもが熱を出すことってありますよね。急いで夜間救急に駆け込むほどではないし、様子を見たいけれど、発熱で辛そうな症状を少しでも和らげてあげられたら…と思いませんか?実は発熱に効果のあるアロマオイルがあるんです。もしもの時に使ってみませんか?

なぜ、発熱にアロマオイル?

そもそも発熱とは、身体に細菌やウイルスなどが入った時に異物の活動を弱めるために起こる防御反応の1つです。そのため、むやみやたらに解熱剤を使用して熱を下げるのは、一時的に効果があったとしても意味がありません。薬を使用して無理やり熱を下げるのではなく、過剰に起きている熱の産生を抑え、発汗・放熱・冷却の流れをスムーズにできるようサポートのためにアロマオイルが役立ちます。

また、身体に入った細菌やウイルスに効果のあるアロマオイルや、免疫力をあげるアロマオイルなどを使用するのも良いでしょう。

発熱時に気分が悪い時に、好きな香りがするのも精神的に落ち着きます。

 

発熱に効果のあるアロマオイル

*発汗、放熱を促すアロマオイル

・真性ラベンダー…身体をリラックスさせ、発汗を促し、高熱に対しては冷却効果もあります。発汗が不必要な場合は、無理に発汗は促されずバランスが整います。

・サイプレス…発汗作用が高く、気管のトラブルにも効果があります。ヒノキのような香りで使いやすいアロマオイルです

*冷却効果のあるアロマオイル

・ペパーミント…冷却効果に優れていますが、反対に温熱効果も期待でき、うっ血した血流などの流れをスムーズにして、発熱時のコリや頭痛を和らげてくれます。

・ベルガモット…高い冷却効果があります。また抗うつに効果のあるリナロールという成分が多く含まれているため、気分を高揚させ、元気付けてくれます。

*免疫力をあげる効果のあるアロマオイル

・ユーカリ・ラディアータ…他のアロマオイルにも免疫強化する効果はあるのですが、ユーカリ・ラディアータは、それに加えて冷却効果、気管トラブルに効くため、発熱時に使えます。刺激が少なめなのでお子様にも使えます。

・ラベンサラ…免疫力強化、抗ウイルス作用、抗菌力が強力で、リラックス効果もあり、発汗も促してくれるため発熱時には重宝するアロマオイルです。

どうやってアロマオイルを使用するの?

アロマオイルは原液のまま使用することは、刺激が強いので、基本的にはNGです。芳香浴に使用したり、マスクに垂らしたりも効果が期待できますが、クリームやオイルで希釈したものをのど、胸、背中、足の裏などに擦り込んで使うと効果的です。特に気管トラブルに効くアロマオイルは、胸に塗布し、香りや成分を吸い込むと良いです。皮膚への刺激を考慮して、最初のうちは低めの濃度にして塗布しましょう。

お子様に使用する場合は、お子様の好きな香りにしてあげましょう。せっかく効果のあるアロマオイルでも、香りが好みでない場合、効果が半減してしまいます。

アロマオイル1本あれば、急な発熱にも対応できます。一家に1本、用意してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人:パン

小児科クリニックで看護師として働き、出産を機に専業主婦に。 最近は、子どもになるべく自然のものを使いたいと思いアロマオイルを活用して風邪予防や掃除などをしています。

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