【ワーママ】忙しくても「食の健康」を心がけています!
仕事をしながら子育てを頑張るワーキングママ。
厚生労働省が過日公表した2017年の国民生活基礎調査によると、18歳未満の子どもを持つワーキングママの割合が初めて7割を超えたことがわかりました。
育児休暇制度の普及により、結婚後も働きつづける女性が増え、ワーキングママが働きやすい環境が整いつつあることも浮き彫りとなりました。
レシーポを運営するソフトブレーン・フィールド株式会社(SBF)では、ライフステージが変わっても働き続けられる環境を大事にするべく『サステナブル∞ワークスタイルプロジェクト』を立ち上げ、働く意欲を持つ主婦層の就労などを後押ししています。
今回は、このプロジェクトの一環で、働く女性を対象に行った「働く女性の健康と食についての意識調査」の結果をまとめました。
【調査概要】
- 調査期間:2018年7月12日~7月20日
- 調査対象:ソフトブレーン・フィールドにキャスト登録をしているアンケートモニター(女性)
- リサーチ方法:リサーチサイト「リサれぽ!」を利用したインターネットリサーチ
- 調査エリア:全国
- 有効回答数:897名(平均年齢47歳)
女性自身が働くためにも健康的な食生活を心がけています。
ママ(お母さん)の存在といえば、「食生活を含め、家族の健康を守るという役割を担う人」という意味合いが強いと思われます。
自分自身(ママ自身)が働き続けるために健康的な食生活を心がけているという方は、全体の7割を超えていました。
「家族のために健康的でおいしい食事を作る」というだけではなく「自分が頑張るための食事」も意識していることがわかります。
健康を意識するならば、乳製品や豆腐・豆類を摂取
自分が健康で仕事を続けるため、家族が健康的に過ごせるために、ママは食事の献立などにも頭を悩ませます。
「健康を意識して取り入れる食べ物や食事の方法は?(複数回答)」という質問に対しては、乳製品を摂取する・豆腐や豆類を食べるという答えが出ていました。
また、手作りの食事を意識する・3食しっかり食べるという声も。ワーキングママの場合、なかなか「手作りの食事」を徹底することは難しい場合もありますが、意識の上で「頑張ろう」としていることはとても良いと思いました。もちろん3食きちんと食べるという点でも、食育につながる大事なポイントですね。
自由記述の中で「血糖値上昇を防ぐために野菜や海藻類などを先に食べる」という声もあったそうです。食べ方の工夫も実践されている方が見られました。
忙しいからこそ、時短調理できるものを!
専業主婦でも働く主婦でも「食事の支度」に時間をかけることは避けたいと感じるものです。
働く主婦の76.1%もの方が、「時短調理」を心がけていることがわかりました。
食卓を気遣いながら、少しでも早く調理できるよう心がけているという点は筆者自身も見習うべきところだと思います。
先ほどの質問で「心がけている」「わりと心がけている」と答えた方に、工夫しているところなどを質問しています。
その結果、「電子レンジの活用」や「献立を前もって考えておく」というような回答が多くみられました。
「作り置き料理」が流行していますし、このところでは「炒めるだけ」「煮込むだけ」というような食材セットも販売されています。
下ごしらえや調理家電の活用で「手早く調理する」という考えが広く浸透しているのは良いことですね。
健康的な食事は、時短調理でも大事です。
時短調理とひとくくりにしてしまうと、どうしても「即席~」「レトルト~」というようなイメージが先だってしまいますが、79.6%もの方は「健康的な食生活を心がけている」と答えています。
先④の質問において、自由回答欄がありました。
「加熱時間を短縮するために電子レンジで加熱してから調理する(40代)」
「1週間分の買い物をした後にある程度献立を考えておく(40代)」
「野菜を多めに摂れるような献立を考えてから買い物に行く(50代女性)」
というように、家庭ごとに「できることを」を実践しながら健康的な食生活を心がけているようです。
「時短=簡易な調理」ではなく、簡易な調理にするための下準備を行っていることもこの結果からわかりました。
食事は家族の心を豊かにします!
筆者の家では、夫が不規則なシフト勤務のため不在がちです。また、長子が高校進学してから家族そろっての食事が難しくなりました。
そのため、食事の時間は大事にしています。
「食事は自分や家族の心を豊かにする」ことはわかっていても、「健康であるための食生活」とはちょっとだけかけ離れていたかもしれません。
今回のアンケート結果を見て、改めてみようと思いました。