[今日はむし(6/4)歯予防の日]80歳まで20本の歯を残そう!あなたのオーラルケアは大丈夫?

2018/6/4 くらし

今日は何の日かご存知ですか?6月4日は、「6(む)・4(し)」にちなんで日本歯科医師会が「むし歯予防の日」として制定しています。この機会にオーラルケアについて見直しをしてみませんか?

レシーポを運営する、ソフトブレーン・フィールド株式会社では「オーラルケアに関する調査」を行いました。4千人以上を超えるアンケート結果からわかった、オーラルケア意識について紹介します。

8020運動を知っていますか?

「8020運動」という言葉を聞いたことがありますか?これは平成元年より、厚生労働省と日本歯科医師会が推進してきた「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動のことです。アンケートからは

・内容をよく知っている 20.9%

・なんとなく内容を知っている31.4%

と半数を超える人が、「8020運動」の内容を知っている結果となりました。また「聞いたことはあるが内容までは知らない」という回答も合わせると、6割程度の認知度であることがわかりました。学校や歯科医院における啓蒙活動により、「8020運動」が広く認知されていることが想像されます。

定期的に歯科健診を受診している人は半数以上

アンケート回答者のうち、定期的に歯科検診を受診している人は51.8%にのぼり、半数以上の人が定期的な歯科検診を受けていることがわかりました。この割合は年代が高くなるにつれて増えており、60代以上では60.4%の人が定期健診を受けていることがわかりました。また20代では34.2%と受診の割合がもっとも低いことがわかりました。

口内環境に関する悩み、「歯石や歯垢」「口臭」が上位に

口内環境に関する悩みの有無を尋ねたころ、55.8%の人が悩みがあると回答しました。その具体的な内訳を聞いたところ(複数回答可)、

・歯石や歯垢 63.0%

・口臭 53.3%

・歯の黄ばみ・歯茎の色 46.7%

といった回答が上位に挙がりました。むし歯の原因となる歯石や歯垢だけでなく、口臭や歯の黄ばみについて半数近くの人が悩んでいることがわかりました。

家庭でのオーラルケアの方法は?

日頃の家庭内でのオーラルケアについて、どのようなアイテムを使用しているか尋ねたところ、「手動ハブラシ」や「ハミガキ粉」だけでなく、歯の隙間を掃除する「歯間ブラシ」や、口臭予防を補助する「マウスウォッシュ」などの回答がありました。多くの家庭で、複数のアイテムを使用したオーラルケアが行われていることがわかりました。

口臭予防のニーズが高まる

ハミガキに使用するハミガキ粉について尋ねたところ、従来ハミガキ粉に求められてきた「むし歯予防力」が高いものに加え、「口臭予防力」を強化したハミガキ粉のニーズが高まっていることがわかりました。これは、口内環境の悩みの上位として「口臭」が挙げられたことと連動すると考えられます。

今回のアンケート結果から、むし歯だけでなく、口臭や歯の黄ばみなどにも高い関心が向けられていることがわかりました。日頃のオーラルケアに加え、定期的に歯科検診を受診することで、美しく健康な歯を保つことができます。6/4~10は「歯と口の健康週間」。専門家のアドバイスを受けながら、オーラルケアを見直してみてください。

 

この記事を書いた人:receipo

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