[看護師監修]アロマオイルで感染症予防

2018/2/27 くらし

インフルエンザの流行も以前に比べて落ち着いてきましたが、まだまだ寒い日も続き、周りでは風邪や胃腸炎などの感染症にかかったという人がちらほら…。手洗い、うがい、マスクなど色々な予防を皆さんもしていると思います。今年はアロマオイルを使っての予防も取り入れてみませんか?

 

なぜアロマオイルが予防になるの?

アロマオイルには香りを楽しむ、というイメージがあると思いますが、植物がもつ香りや成分を使ってリラックス効果や美容効果、健康維持に役立つと海外では以前から医療現場でも使用されてきました。最近ではお産の時にアロマオイルを使用して足湯などをしてくれる産科などもありますね。

アロマオイルで得られるいろいろな効果は

アロマオイルは嗅覚を通して、脳に直接作用します。香りの分子は鼻の奥にある嗅神経から本能をつかさどる大脳辺縁系に伝わります。この大脳辺縁系という部分は、記憶や感情に加えて自律神経やホルモン、免疫の調節もつかさどっています。それらはストレスを受けると働きが低下して身体に不調をきたし、病気を引き起こします。しかしアロマオイルをつかって、脳をリラックスさせることで自律神経などの自己免疫機能は向上し、病気になりにくいといわれています。ですがいい効果が期待されるアロマオイルでも、得意でない香りでは効果が得られません。自分がリラックスできる香りを選ぶようにしましょう。

また、キャリアオイルで希釈したアロマオイルの成分が皮膚から毛細血管に入り、全身の血液循環にのります。血液を通して身体全体に効果があらわれます。

感染症予防に効果のあるアロマオイル

感染症予防に効果のあるアロマオイルは、ウイルス感染に抵抗力をつける抗ウイルス作用のあるタイム、ティーツリー、ユーカリ、ラベンダー、レモンや細菌感染に抵抗力をつける抗菌作用のあるカモミール・ジャーマン、サンダルウッド、パイン、免疫力を高めるニアウリ、マジョラム・スイート、殺菌効果のあるグレープフルーツ、レモングラス、ローズウッド、感染を抑止するイランイラン、オレンジスイート、ペパーミント、フランキンセンスなどたくさんあります。

私がよく使用するのはティーツリー、ラベンダー、ユーカリ(ユーカリ・ラディアータ)です。比較的、手に入りやすく低刺激のため子どもでも使用できます。

ユーカリにはユーカリ・グロブルスとユーカリ・ラディアータが大半のお店にはあると思います。グロブルスはラディアータに比べて抗菌作用のある成分が多く含まれていますが、刺激が強いので乳幼児には使用しません。大人のみ使用する場合はグロブルスでも良いと思います。

では、感染症予防にどう使うのでしょう?

我が家ではオーソドックスに芳香浴をしたり、幼稚園にもたせるタオルハンカチに1滴垂らしたり、マスクに1滴垂らして使用したりしています。最もよく使うのが、虫除けスプレーと同じスプレーをアロマオイルを感染症予防に効果のあるアロマオイルに変えてふりかけています。

<アロマスプレーの作り方>

○材料

アロマオイル20滴・精製水45ml・無水エタノール5ml(アルコールが苦手な方はなくても。代わりに精製水を5ml増やして下さい。)を準備し、

○作り方

無水エタノールとアロマオイルを混ぜ、精製水をいれて再度混ぜれば出来上がりです。無水エタノールなしで作った場合は、使用する前に必ず振ってからにしましょう。1ヶ月以内に使い切ってください。

このスプレーを持ち歩き、出かける前や、お店に入る前、人混みに行かなければならない時などに子どもに(服に)かけています。

このスプレーのおかげか、子どもたちも風邪や胃腸炎にはかかりましたが、どれも軽くすみましたよ。アロマオイルの香りを使って、元気に冬を乗り切りましょう。

この記事を書いた人:パン

小児科クリニックで看護師として働き、出産を機に専業主婦に。 最近は、子どもになるべく自然のものを使いたいと思いアロマオイルを活用して風邪予防や掃除などをしています。

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