花粉症、親子でかかる方が多いって本当?本当に効果的な鼻炎薬は?

2018/2/26 くらし

1月末頃から、スギ花粉の飛散予報が報じられるようになりました。敏感な方は既に花粉症対策を初めていらっしゃるかもしれませんね。

ソフトブレーン・フィールド株式会社では、Point of Buy®購買理由データ」(以下POB会員)アンケートモニターを対象に「花粉症に対するアンケート」を実施しました。そのアンケート結果から、気になる結果を抜粋してご紹介いたします。

花粉症調査

 

花粉症対策、真っ先にすることは?

このアンケートでは、調査対象者4,580人に対し、「この数年で花粉症の症状を感じたことがある」と回答した男女2,033名に対して行われました。

花粉症の対策として真っ先に行うこととして「マスクを購入する」という回答が66.6%と多く見られました。次いで、「内服薬を購入する(43.6%)」「点眼薬を購入する(37.0%)」という様に、医薬品に頼るという声が続きました。(複数回答)

メディアなどでは、冬の時期から病院で治療を始めるように呼びかけていますが、「病院で治療を受ける」という選択は、14.4%の方にとどまると言った結果に。身近な方法で対策を行い、花粉の時期を乗り切るという結果が浮かび上がりました。

年齢と花粉症の症状は関係あるの?

2,033名の回答対象者の年齢をみると、20代~60代まで幅広いことが分かります。そのなかで「花粉症の症状は年々どのように変化していますか?」という質問を投げかけたところ、

20代~30代の方が「年々ひどくなっている」と回答する割合が30%以上と多い傾向にあり、40代以降、年齢を重ねると共に「年々ひどくなっている」と回答する割合が少なくなりました。

「軽減されている」と感じるのは60代の37.5%をピークに、年代が若くなるにつれて減っていきます。

その反面、回答者の2人に1人が「花粉症の症状は毎年変わらない/わからない」と答えています。花粉症は20代や30代の方が一番辛いと感じるようですね。

花粉症はストレスでも症状が大きく左右されます。若い世代は「花粉症」を軽く見がちですが、体力を奪いますし、鼻水やくしゃみでメンタル面も下がってしまいます。しっかり体を休めることも大切です。

花粉症対策の市販薬は「処方薬と同成分であること」が人気!

話の冒頭で、花粉症対策で市販薬を購入するという回答が多く寄せられたという話題に触れました。皆さんは花粉症対策のためにどのような市販薬を購入しているのか、結果を発表します。

第一位 「久光製薬 アレグラFX」

第二位 「大正製薬 パブロン鼻炎カプセルSa)」

第三位 「佐藤製薬 ストナリニS」

どの市販薬もロングセラーかつヒット商品ですね。医療用医薬品からスイッチされた成分が配合されているものや、一回服用すれば効き目が持続するといった医薬品を選ぶ傾向にあることが分かりました。

ただ、たくさんの市販薬が販売される中で、抗アレルギー薬はその方との相性も重視したいところです。ヒット商品だから効くだろうという選び方ではなく、アレルギー様の鼻水に効く、くしゃみを止めてくれるというように自分の症状や体質にあった医薬品を選ぶようにしましょう。

花粉症を自覚する親の子供は、花粉症である可能性が高い

回答対象者の中から、未成年の子供を持つ親644名を対象に「あなたのお子さんは花粉症だと思いますか?」という質問を行いました。

その結果、43.2%に「花粉症だと思う」という回答が寄せられました。次いで、「あなたのお子さんは何歳から花粉症を発症しましたか?」という問に対しては、56.8%もの方が0~6歳という未就学期に発症したとしています。

小学校在学中(7歳~12歳)にかかったとするお子さんも合わせると、86%以上のお子さんが12歳までに花粉症にかかっていることが分かります。

自分自身が花粉症の症状を持っている場合、お子さんが目をかゆがっている、結膜炎のような症状がある、透明な鼻水が止まらないというような症状が長引く場合は、花粉症を疑って早めに通院し治療を受けさせることが大切ですね。

花粉症は早めの対策が必要です!

生活の質をとことんまで下げてしまう花粉症。時期的なものだから…と言いますが、やはり花粉の飛散時期になるとさまざまな不快な症状に悩まされます。

早めに対策をすることで、症状を和らげることができますし、暮らしやすさも向上します。

市販薬やマスク、通院治療など自分にとって適切な方法を選択して辛い時期を乗り切っていきましょう。

 

 

 

 

この記事を書いた人:receipo

関連記事