冬の乾燥を防ぐ!おうちで簡単5つのポイント
乾燥する季節がやってきました。特に今年の冬は乾燥が厳しく、毎日つらい思いをされている人も多いですよね。しかも空気が乾燥していると、インフルエンザや風邪などにかかる原因に。そんな冬の乾燥を防ぐ、5つのポイントをご紹介します。どれもおうちで簡単にできるものなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
乾燥はこんなトラブルの原因に
肌が荒れやすくなる
冬になると、肌のかさつきやかゆみなどに悩まされますよね。肌のトラブルは、空気の乾燥によって起こりやすくなることを知っていましたか?湿度が下がることで、肌の保湿成分が少なくなり、皮膚が傷つきやすくなるからです。また気温の低下で、血の巡りが悪くなり、身体の新陳代謝機能も低くなってしまいます。その結果、肌がかさついたり、かゆくなってしまうのです。
ウイルスに感染しやすくなる
冬になると風邪やインフルエンザが流行します。空気が乾燥することによって、ウイルスに含まれる水分が蒸発し、身のまわりに浮遊しやすくなるからです。空気中の乾燥を抑えれば、咳やくしゃみなどによる、ウイルスの飛散を防ぐことができます。
おうちで簡単!乾燥を防ぐ5つのポイント
部屋の湿度は50~60℃が目安
乾燥を防ぐためには、まずは室内の湿度を50%以上にすることが基本です。ウイルスは40%以下で活発に空気中を動き回り、風邪などの感染につながります。また反対に湿度70%を超えると、結露が発生し、カビが生えやすくなる原因に。湿度計を使い、適度な湿度を保つことを心がけましょう。
加湿器は腰より高い位置に
部屋の乾燥を防ぐために、加湿器を利用している人も多いのではないでしょうか。加湿器を使うときに大切なポイントの一つは、加湿器を置く位置。どうしても邪魔にならない部屋の隅に置きがちですが、部屋の中心、腰より高い位置に設置すると、まんべんなく加湿され効果的に使うことができます。
洗濯物を室内に干す
加湿器を持っていないないおうちでは、普段の洗濯物や濡れタオルを室内に干すだけでも効果があります。旅行中加湿器がないホテルに泊まるときも、室内にタオルを干すことで、乾燥を防ぐことができますよ。ぜひ取り入れてみてください。
暖房器具に直接あたらない
エアコンやホットカーペットなど、暖房器具に長時間接していると、肌が乾燥が進みます。エアコンの風向きを変えて、温風が直接当たらないようにする。ホットカーペットや電気毛布を使用するときは、つけたまま寝ないようにするなど、ちょっとした工夫で肌の乾燥を抑えることができます。
長風呂は乾燥の大敵!
寒さがひどい冬、ついつい長風呂になってしまいますよね。実はそれも乾燥の大敵!熱いお風呂に長時間入ることで、肌からどんどん潤いが奪われ、かゆみのある乾燥肌をまねくことも。からだが十分温まったと思ったら、お風呂を出て、クリームなどでしっかり保湿を行いましょう。保湿成分のある入浴剤もおすすめです。