[看護師監修]簡単アロマオイルで禁煙をお手伝い!

2017/11/10 くらし

最近は世の中もタバコによる健康被害が知られるようになり、喫煙できる場所も減っています。愛煙家のご主人には可哀想な気もしますが、副流煙の害が気になったりタバコの価格もあがっていたり、身体に悪いと言われているので健康のためにも禁煙してほしいと思っている奥さんも多いのではないでしょうか。なかなかやめられないというタバコ…アロマオイルで禁煙の手助けができるんです。

アロマオイルで禁煙

タバコの害は?

タバコは身体に悪いということは、なんとなくわかっていてもどうして悪いのか具体的にはわからないという方もいらっしゃると思います。
タバコの煙には、200種類以上の有害物質が含まれています。よく耳にするのはニコチンやタール、一酸化炭素です。その中でもニコチンやタールは依存性が高く、なかなかタバコがやめられない原因の1つです。その他に50種類以上の発がん性物質が含まれていて、がんを引き起こす可能性が高くなります。有害物質や発がん性物質は煙に含まれていますから、喫煙している人のまわりの喫煙しない人にも受動喫煙という形で影響を与えます。もちろん子どもにもです。喫煙者同様、がんや脳卒中、心筋梗塞や呼吸器疾患などを引き起こす原因になります。

タバコを吸い続けるとどうなるか

では、タバコを吸い続けるとどういう影響があるでしょうか?
まずは余命が短くなります。喫煙者は非喫煙者に対して10年程短くなるというデータが出ています。(出典:厚生労働省「最新たばこ情報」より)また50歳以上男性の死亡者の中で5人に1人は喫煙が原因といわれています。女性は7〜8人に1人でしたが、これは女性の喫煙者が少ないためです。(出典:循環器疫学サイト エピック・ジェイピー[2002年 文献] 喫煙は早期死亡リスクと有意に関連より)

そして、肺がんなどの様々ながん、脳卒中や心筋梗塞、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などをはじめ、糖尿病や消化性潰瘍、うつ病や骨粗鬆症、妊娠・出産にも悪影響を及ぼすなど、全身の病気のリスクを上げます。またこれらの病気になることで寝たきりになったり介護度があがり介護者の身体的負担、経済的負担などが大きくなります。

タバコは美容にも悪影響を与えます。タバコを吸い続け変化した特有の顔をスモーカーズフェイスと言います。白髪や目尻、口周りのしわ、唇の乾燥、歯・歯茎の着色、口臭が主な特徴です。タバコを吸うとニコチンの影響で血管が収縮し、肌に酸素が届きにくくなります。またしみの原因のメラニン色素の生成を抑えたり、肌のハリに必要なコラーゲンを作る手助けをするビタミンCを破壊してしまいます。特にタバコを吸うとシワは深く長くなってしまいます。

◯禁煙するには
タバコの害がわかると禁煙しようと思う方も多いでしょう。
まずは喫煙と結びついている生活パターンを変えましょう。洗顔や着替えなど朝一番の行動の順番を変えたり、食後は早めに席を立つなどしてみましょう。また喫煙のきっかけになる環境を改善しましょう。思い切ってタバコやライターを処分したり、タバコの煙に近づかないようにする、タバコが買える場所に近づかないなど工夫してみましょう。最後に喫煙の代わりになる行動を見つけましょう。タバコを吸いたくなったら深呼吸したり、糖分の少ないガムやするめを噛む、身体を動かすなどが良いでしょう。

アロマオイルで禁煙をお手伝い

最初に書いたように、ニコチンやタールには依存性があるので、なかなかタバコは辞められません。そこでアロマオイルで香水を作って、香りで禁煙を手助けしてもらいましょう。

[アロマオイルの作り方]

▼材料▼

エタノール5ml・ベンゾイン・レジノイド5滴・リトセア5滴

ベンゾイン・レジノイドは安息香ともいわれ、甘いバニラのような香りで鎮静作用があります。また痰を出す作用があり呼吸器疾患に効くとされています。リトセアは柑橘系の爽やかな香りで、こちらも呼吸器系の不調を改善してくれます。また高いデオドラント効果があります。エタノールはドラッグストアで購入できます。どちらの精油も妊娠初期、妊娠中には使用を控えた方が良いといわれているので注意して下さい。

今年もあとわずか。アロマオイルの香りで今年中に禁煙を成功させましょう!

 

この記事を書いた人:パン

小児科クリニックで看護師として働き、出産を気に専業主婦に。 最近は、子どもになるべく自然のものを使いたいと思いアロマオイルを活用して風邪予防や掃除などをしています。

関連記事