秋の大掃除のススメ♪簡単エコ洗剤の作り方
暑かった夏も終わり、窓を開けると心地よい風が気持ちの良い秋になりましたね。気持ちのよい室内環境とは裏腹に、部屋には湿度が高かった夏に繁殖したダニや、カビなど雑菌が蓄積した状態といえるのです。
そこで、おすすめすなのが秋の大掃除。忙しい年末に大変な思いをしなくて済むという大きなメリットもあります。
今回は様々な用途に使えるエコな手作り洗剤の作り方をご紹介します。身の回りにあるものを使ったエコで無害な洗剤なので、小さいお子さんがいる家庭でも安心です。
一言で「洗剤」といってもいろいろな種類がありますよね。洗濯用、キッチン用、食器洗い用、お風呂用、トイレ用…など。こんなにたくさんの洗剤をいちいち買うのもお金がかかるし、買ったとしても全部使いきれない…そんなときには、手作りのエコ洗剤おすすめです!ぜひ、作ってみてくださいね。
家庭で発生する様々な汚れ
1.油汚れ
キッチンの頑固な油汚れを想像しがちですが、油汚れは他にも。ドアノブの手アカや浴槽のアカなども体から分泌された皮脂が原因なので、油汚れと言えます。
2.ほこり
家中に発生するほこり。衣服 や布団などの寝具から出る細 かい繊維などからできます。できたてのほこりは簡単に掃除機で吸えば良いのですが、水や油と混じってしまうと頑固な汚れとなり掃除が大変。
3.カビ・水アカ
キッチンやお風呂、洗面所、トイレなどの水回りに発生しやすいのが黒カビや赤っぽい色をした水アカ。水滴をそのまま放っておくのが原因です。
手作りエコ洗剤の材料は?
100円ショップやホームセンターで簡単に手に入り、体に無害で安全なものを使用します。
・重曹
アルカリ性であるため、油汚れをよく落とします。また、粒子がとても細かいので、研磨剤として使ってもOK。少量の水を足してペースト状にしたり、水に溶かして重曹水として使います。
・クエン酸
酸性のクエン酸は、水アカやアルカリ性の汚れを落とす効果があります。汚れだけではなく、アルカリ性の匂いも消す働きがあるため、トイレのアンモニア臭も消してくれますよ。水アカの発生しやすいお風呂やトイレの掃除にも最適。
塩素系漂白剤と一緒に使うと有毒ガスが発生して危険なので、一緒には使わないようにしてください。
・セスキ炭酸ソーダ
アルカリ性。水に溶かしたセスキ炭酸ソーダ水ならキッチンの油汚れ落としもバッチリ。
[作り方]
とても簡単なので、汚れに合わせてその都度作って使用しましょう。
水500cc に重曹やクエン酸などを小さじ1〜2杯溶かすだけです。
重曹だけはクレンザー代わりに直接振りかけて使っても大丈夫ですよ。
・油汚れ、ほこり → 重曹、セスキ炭酸ソーダ
・水アカ → クエン酸
と覚えておきましょう。
いかがでしたか?重曹やクエン酸などを常備しておけば、いざというとき簡単に作れるのでやってみてくださいね。落とせるものはエコ洗剤で。どうしても落ちない時は、市販の洗剤を使ってくださいね。