夏休みの自由研究にもぴったり♪入浴剤を手づくりしてみませんか?
入浴剤を入れたお湯は香りを楽しむ他、疲れを癒してくれる効果がありますが、高額なものも多いですよね。でも、身近な材料で手軽に・市販のものよりも安く手づくりできるとしたらどうでしょうか?ここでは、入浴剤を手づくりする方法についてまとめました。夏休みの自由研究などにも最適なので、良かったら参考になさってくださいね。
入浴剤の材料
入浴剤に使うのはたったこれだけの材料です。
[クエン酸(丹羽久)・岩塩(GABAN)・重曹・ハッカ油(共に健栄製薬株式会社)]
お風呂に入れるものですが、私たちの体に触れるので、「食品添加物」と記載されている材料を利用しましょう。
ハッカ油を「エッセンシャルオイル(精油)」などに変えても良いのですが、中には合成されたオイルも含まれています。自然の植物から抽出された精油であれば使っても構いませんが、合成されたオイルは使わないようにしましょう。今回は、ドラッグストアで購入できる「ハッカ油」を準備しました。
入浴剤をつくろう!
実際に入浴剤を作ってみましょう。
①発泡タイプの入浴剤
・クエン酸 15g
・重曹 20g
・ハッカ油 3~4滴
ガラス製の小鉢に、クエン酸と重曹をしっかりと混ぜ、その後でハッカ油を滴下します。
良くかきまぜたら完成です。
お湯に入れると、ハッカの香りが立ち上ると共に、シュワシュワとした泡が発生します。これは、炭酸水素ナトリウム(重曹)とクエン酸が水に触れることで化学反応を起こし、二酸化炭素が発生するためです。
重曹の汚れ落とし効果によって肌の汚れが落とせますし、二酸化炭素の効果で体が芯まで温まります。
②バスソルトの入浴剤
・岩塩 20g
・ハッカ油 3~4滴
こちらも、小鉢にすべてを入れて混ぜるだけです。ハッカ油をしみこませるために密閉容器に入れて1~2日ほど熟成させると丁寧です。
バラやラベンダーのドライフラワーやドライハーブを(無農薬であることが前提)をバスソルトを熟成させる時に入れると、ドライフラワーが持つ香り等も岩塩に移ります。(ドライフラワーを入れたものを使う場合は、お茶パック等に入れて使うと、お風呂が汚れません)
岩塩を溶かしたお風呂は、体を温める効果があります。発汗作用が高まり、体の巡りが良くなります。
ただし、皮膚疾患を持っている方は、皮膚刺激を感じやすくなるため避けましょう。肌が弱い方は、上がり湯をする事をおすすめします。また、風呂釜を傷めるため、風呂釜の取扱説明書をよく読んでから実行してください。
重曹とクエン酸、ハッカ油は掃除にも使える!
入浴剤を作るために重曹とクエン酸を購入したけど、他に使い道があったら嬉しいですね。重曹やクエン酸はお掃除の万能選手です。余すところなく使いましょう。
①クエン酸でトイレの臭い消し
夜眠る前にトイレの便器にクエン酸を大さじ1~2杯振り入れます。臭い消しの他、こすり洗いではなかなか落ちなかった黄ばみも綺麗になります。
②重曹で焦げ落とし
鍋やフライパンにつけてしまった焦げは、重曹大さじ2と水200ccを入れて煮立たせます。そうすることで焦げが取れやすくなります。
③虫よけ
無水エタノール10ccに精製水(沸騰させ冷ました水道水でも可)90cc、ハッカ油3滴程度を混ぜ、スプレー容器に詰めます。虫よけとして使えますし、消臭や制汗効果も期待できます。妊娠中の方や、子供・ペットがいるご家庭では使い方に注意してください。
④重曹+クエン酸で洗濯機の汚れ掃除
重曹10:クエン酸8の比率で混ぜたものを洗濯機に投入し、高水位で漬け置き洗いします。発泡パワーで、洗濯槽の裏側に付いた汚れが落ちやすくなります。月に1度程度の頻度でお試しください。