【アンケートまとめ】いつまでもイキイキと働きたいけれど…?
結婚や妊娠~出産、子育てに介護など、女性の場合ライフスタイルの変化に振り回されがちです。わが子の進学、身近な人の誕生や死去、身近な人の結婚などライフイベントの発生にも振り回されてしまうことが多い特徴があります。こういった環境の変化に対応できるよう働きたい、変化があっても働き続けたいという気持ちは「持続可能な働き方」に該当します。
レシーポを運営するソフトブレーン・フィールド株式会社では、サステナブル∞ワークスタイルプロジェクトを立ち上げ、持続可能な働き方を模索する女性を応援しています。今回は、主婦層を中心とした働く女性に対し、持続可能な働き方に関するアンケートを行いました。
持続可能な働き方に関するアンケート
ソフトブレーン・フィールド株式会社では、サステナブル∞ワークスタイルプロジェクトの一環として、持続可能な働き方に関するアンケートを行いました。
調査概要
- 調査対象:SBFにキャスト登録をしているアンケートモニター(働く主婦)
- 調査人数:n=689名(平均年齢48歳)
- 調査方法:SBFリサーチサイトを活用したインターネットリサーチ
- 調査地域:全国
- 調査期間:2019年11月1日~11月4日(3日間)
ソフトブレーン・フィールド株式会社調べ
いくつになってもイキイキと働きたい!
SBFに登録しているキャストは、在宅でデータ入力やライティングをする人のほか、企業のラウンダーとして各店舗を訪問して、売り場設営やノベルティ添付作業などいろいろな仕事を行っています。自分の時間を使って稼働できるフレキシブルな部分もあり、子育てや介護をしている人もSBFのキャストとして活躍しています。
今はもちろんのこと年齢を重ねてもイキイキと働きたい!と考える人は8割を超えており、そのためには何らかの形で工夫や心がけを怠らないという人も多くみられました。
ライフスタイルに合わせた働き方でイキイキできる
では、いくつになってもイキイキと働き続けるために、どのような心掛けをしているのかを複数回答で質問したところ、6割以上の方が「ライフスタイルに合った働き方をしている」「健康や体調管理を行っている」というように、自分のために無理しない働き方を選び、自分の体を気遣っていることがわかりました。
自分の生活の中でスケジュールを組めて、オンオフ使い分けて無理せずに働く。70歳になっても働きたいと思うため、長く働ける職種を探しながら挑戦している(50代)
パートなら働ける、この働き方なら家事や育児などと両立できるといった働き方の見極めもきちんと行っていると受け取ることもできるでしょう。
語学や資格を活かすなど、体力仕事ではない働き方へのシフトチェンジ(40代)
というように、今だからこそできる仕事をしながら、将来的なシフトチェンジのための準備をしている人も見られます。
全く違う職種のWワークをしているため、仕事が気分転換になり時間を有効に使うことができている。健康だから、働けるし遊びのためのお金を稼ぐことができている。いつまでも人生を楽しみたい(50代)
ストレスや心配事をため込むような仕事は避け、気分良くできる仕事を選ぶようにしている(40代)
というように、SBFの活動が気分転換につながっているという声や、職場環境を自分が選ぶという声も見られました。
今はよくても、将来は不安
では、これからのことに目を向けてみましょう。理想では「何歳になってもイキイキと働き続けたい」という気持ちを持っている人が大半でしたが、その反面56.5%もの人が「不安になる」という気持ちのギャップを持ち合わせていることがわかりました。
それはどうしてか?理由を複数回答にて問いかけたところ、一番のネックは年齢や体力的なことであることが浮き彫りとなりました。かつては60歳定年が一般的で、老後の生活は年金で安泰といわれていましたが、今は60歳は働き盛りといわれるうえに年金だけでは生活がしにくいという状況も指摘されています。けれど、年齢を重ねると体力面も衰えてきますし、40代を過ぎると更年期などの症状も見え隠れしてくる世代に差し掛かりますので、自信を失ってくることも理解できます。
職場や自分以外の問題も
中には、年齢を重ねたら働きにくい職場環境にあるという不安や、突然に降りかかる介護問題などワークライフバランスがとりにくくなりそうという不安も見られました。
年齢によって仕事の需要が減っていくのではないかという不安(40代)
親の介護が関わってくる可能性があるため、いつまで今のスタイルで仕事を続けられるか不安(50代)
「いつか来る、でも来ないかもしれない」というような不安は誰もが持ち合わせているものです。最悪な方向性もシミュレーションしなければ生活ができない・仕事が選べないという状況にあることも主婦ならではだといえます。男性だって同様に年齢的な不安があるはずですが、それと仕事は別問題としてとらえられていますよね。
体力的に若い人とは同じことはできなくなるが、なるべく体力やスキルを身につけ長く働ける職種を見つけ今から経験を積んで挑戦していきたい(50代)
「だからこそ、キャリアアップを目論む時期じゃない?」という、前向きな意見も見られました。環境が備わっていて、道が開けているということもできますが、SBFのキャストなら自分のスキルを活かして経験を研鑽していくことで、長く働ける仕事として積み重ねていくことができます。筆者もこれは体現しているため自信をもってお伝えできます!
職場の理解や環境整備も必要です
ライフイベントやライフステージの変化に振り回されやすい主婦。だけど将来のことや今の生活を維持するために働かなければいけない、できればライフワークとしていつまでも働き続けたいという気持ちを持っています。
その反面、家族のために仕事をあきらめざるを得ない場面が来るかもしれない、自分の体力や年齢的な理由で働き続けることをあきらめなければいけないのではないかといった不安を持っていることが明らかになりました。こういった不安を払しょくするためには、受け皿となる企業の存在が必要になるといえるでしょう。
今回のアンケート結果から、持続可能に働くことができる職場環境の整備や理解が課題であることが浮き彫りとなりました。働き方の模索に対する提案を企業側からもアプローチしてもらえると、私たち主婦層の働ける場所が増えてくるかもしれませんね。