捨てないで!保冷剤の再利用おすすめアイデア6選
いつの間にか冷凍庫に溜まっている保冷剤。今年の夏は特に暑かったので、たくさん増えてしまったという方も多いのではないでしょうか。捨てるのはもったいないけど、そのままにしておくと場所をとって邪魔ですよね。実は保冷剤は幅広く再利用できるアイテム。おすすめの再利用方法をご紹介します!
消臭剤
一番メジャーな再利用方法は、消臭剤としての利用です。保冷剤の中身は「高吸水ポリマー」という物質。高吸水ポリマーは臭いを吸収する性質を持っているため、市販の消臭剤やおむつなどにも使われています。
作り方の手順
①保冷剤を常温に戻す
②端の部分をはさみでカットし、中身を容器に移す
入れ物には使わなくなった空き瓶や器がぴったり。お気に入りの器に入れて、インテリアとして楽しんでもいいですね。玄関や靴箱、トイレなど臭いが気になる場所に置いてください。小さなお子さんやペットがいるご家庭では、穴をあけた蓋を付けると誤飲防止になります。乾燥して水分が無くなったら替え時です。
芳香剤
せっかく消臭剤を作ったら、お気に入りの香りに変えてみましょう。アロマオイルを2.3滴たらし、スプーンなどでよくかき混ぜると、ふんわり香りが香るオリジナル芳香剤のできあがり。今回はマークスアンドウェブの精油を使用しました。香りがなくなってきたら、繰り返しアロマオイルを足して使用してください。
暑さや発熱対策
タオルポケットやポケット付マフラーを使えば、手軽に保冷剤を持ち歩くことができ、暑さ対策もばっちり。市販のものもありますが、要らなくなったタオルなどで簡単に作ることもできます。タオルが水分を吸収してくれるので、バッグの中も濡れずに安心。また発熱したときは、首筋や脇の下などリンパが多い箇所に当てることで、熱を下げるために利用できます。氷枕の固さが苦手なお子さんにもおすすめです。
美容アイテムにも
湯煎などで温めれば、温パックやアイマスクとしての使用も可能です。肌にあてて気持ち良いと感じられる程度に温め、美容アイテムとして使ってみてください。中身が破裂する場合があるので、温め過ぎには気をつけて。電子レンジでの温めはおすすめできません。
植木の水やりに
1週間程旅行などに出かけるとき、植木の水やりに保冷剤が使えます。高吸水ポリマーは保水性が大変高い物質。植木の周りに敷きつめることで、じわじわと水分が浸透し、水やり効果が期待できます。
実は寄付もできる
自宅で再利用してもまだまだ保冷剤がある。そんな方には寄付という方法もあります。NPO法人などで回収し、必要とされている人や国で再び使用してもらうという流れです。(参考:国際社会支援推進委員会 ワールドギフト)特に暑い地域の発展途上国では、冷却アイテムとして保冷剤が喜ばれるとのこと。有効に使ってもらえると嬉しいですよね。
送料負担の場合も
保冷剤を寄付する際、送料の負担が必要となる場合もあります。寄付の流れや費用をしっかり確認し、納得できる団体を選ぶよう気をつけましょう。
ちょっと手を加えるだけで、色んな場面で大活躍の保冷剤。簡単にゴミにせず、再利用を楽しんでみてください。