誰でも簡単!100均の手ぬぐいであずま袋をつくろう
レトロでかわいい「あずま袋(=あづま袋)」。ちょっとしたお出かけや、お弁当包みとして大活躍してくれる便利なアイテムですよね。そんなあずま袋ですが、100円ショップの手ぬぐいを使えば、誰でも簡単にハンドメイドすることができます。あずま袋の一番簡単な作り方をご紹介します。
あずま袋って?
あずま袋は、日本伝統の風呂敷文化が、西洋の袋物文化に移行するなかで生まれたと考えられています。現在スーパーなどで使われているビニールのレジ袋も、原型はあずま袋だとか!実は身近なアイテムなんですね。使わないときは風呂敷のように薄くたため、さっと広げると手に提げる袋として使えるのでとっても便利。口が開いたバックに仕込んで、インナーバッグとして使うのもおすすめです。
あずま袋の作り方
準備するもの
・100円ショップの手ぬぐい
今回使用したのは、100円ショップ「seria」で購入した手ぬぐい。サイズ表記は「約33×90㎝」となっています。あずま袋は、縦1:横3のサイズで作るので、手ぬぐいを使えばぴったり。生地を選ぶときは、どの部分が正面にきてもいいように、大きく柄が入ったものよりも小紋がおすすめです。
わざわざ手ぬぐいを買わないても、自宅にある生地を1:3にカットして作ることもできます。その場合は、端の部分を三つ折りに縫い、ほつれないように処理してから使いましょう。100円ショップの手ぬぐいなら端が処理済みなので、手間が省けて簡単ですね。
*下準備(この工程はなくても可)
買ってきたばかりの手ぬぐいには、折じわがついています。一度洗ってからアイロンをかけると、生地が整いきれいな仕上がりに。スチームアイロンをかけるだけでも差が出るので、ここにひと手間かけてみてください。
①aの部分を縫う
左2/3を半分に折り、下の部分aを縫います。aを縫ったあと、cの部分を斜めに折り返しておくと、次の工程がスムーズです。
②bの部分を縫う
右2/3を半分に折り、上の部分bを縫います。このとき、間の布を縫い込んでしまわないよう気を付けましょう。
③あずま袋の形に整える
生地を表にひっくり返して、形を整えたらできあがり。たったの3工程で簡単にできました!縫う箇所が少ないので、手縫いでもそんなに時間をかけずに作ることができます。お子さんと一緒に作っても楽しいですね。
*マチをつけたい場合
もしマチをつけたい場合は、②と③の工程の間で、角の箇所を斜めに縫います。そうすれば、ひっくり返したときにマチができます。マチがあれば角が飛び出ず、厚みがあるものを入れたいときもきれいに収まります。今回は、角から5㎝程の所を斜めに縫いました。