カステラで有名な老舗の和菓子屋文明堂の変わり種どらやき「りんご三笠山」は11月だけの味
関東圏では馴染みのある「文明堂」、東京は日本橋の老舗和菓子屋さんです。一番有名なお菓子はカステラで、「3時のおやつは文明堂」という昔懐かしいテレビCMを覚えておいでの方もいらっしゃるかと思います。
そんな和菓子の老舗から、変わり種のどら焼きが発売されているんです!
それが、どら焼きといえば小豆の黒い小倉餡ですが、餡の部分が全てりんごになった「りんご三笠山」です。「三笠山」は文明堂のどら焼きで、今回はその期間限定味なのです。
こちらがその「りんご三笠山」です。しっかりしていて、持つと手のひらいっぱいになる袋は、ずっしりとした重さを感じます。ほんのり薄くて赤い色にりんごのシルエットが白く型抜きされています。右側の異人さんの絵の描かれた白い紙袋に入れていただきました。
くるりと裏返して原材料名をチェック!皮部分で意外なのがお醤油。そして餡部分には白いんげん豆とバターも使われています。「純和風」というより少しだけ洋風な材料が使われているんですね。実際にはどんなお味になっているのか楽しみです。
袋から取り出してみました。直径約9センチ、餡こをおなかにたっぷり詰めた「りんご三笠山」の登場です!和菓子の甘い香りがたまりません。
中身の餡が、どんな風になっているのか気になって仕方ありません。「カステラは包丁で切るより手で割ったほうが美味しい」とどこかで聞いたことがあるので、今回はそれにならって手で割ってみます。
迫力の断面図!皮ギリギリまでしっかりと敷き詰められたりんご餡です。見たところ、りんごが形のまま入っているのでりんごの食感も楽しめそうです。皮もしっかりしていて、手で割る時にも手ごたえを感じました。
では、いよいよいただきます。皮ギリギリまでりんご餡が入っているので、ひと口目から皮と餡が楽しめます。柔らかすぎずかたすぎず、ちょうど良い具合に火が通ったりんごの角切りがサクッと歯にあたります。材料に書いてあった白いんげん豆のねっとりした食感が、りんごとりんごのサクッと感を上手につなげてくれています。皮も厚みがあってしっとり、上品な甘さがたまりません。
いつもはコーヒーや紅茶が多い我が家ですが、今日のおやつは緑茶を久しぶりに淹れました。お一つ税抜180円、日持ちもするので来客時のおもてなしにも用意しておけますね。多めに用意してまずは味見!こちらは11月いっぱいの期間限定発売です。